リアルのスマホ教室講師が格安SIM会社(MVNO)やモバイルWifi会社などのオススメをご紹介しています。

auだけにあるvoltesimとnanosimについて

最近あったお話です。


「mineoで契約したSIMカードが使えなかった」という備忘録となります。


SIMフリーのHOMEルーター

今回のお話は、HOMEルーターLO1Sで使えるSIMの話ですが、モバイルwifiルーターでもほぼ同じことが言えます。


auへ問合せすると、上記L01sホームルーターにはauのSIMカードを入れないと使えないと説明されました。

でも、amazonで売っているんです。

ということで調べてみると、L01sはSIMフリー機なので3キャリアのSIMカードで使えるということがわかりました。


auで販売している機種とUQモバイルで販売している機種がありますが、今回、検証したのはauのモデルでした。


mineoーAタイプのVolteSIMカードを購入

auから販売されていたので、auのSIMカードならば使えると考えてAプランVolteSIMカードで契約しました。

届いたSIMカードを指しても「圏外」の表示になっています。

これは、APN設定を変更しなければならないと思い、wifi経由で管理画面を表示させようとしましたがエラーになってしまいました。


ここでmineoに問合せの電話を入れたら、「L01Sは動作確認済みの端末ではない。」と何故通信出来ないのか?教えてくれません。

※動作確認済みのモバイルwifiルーターW01は、下記のような設定説明までありましたが、Windows8.1でのことなので3年以上前のものと思われます。

「設定説明」


仕方ないのでmine王というユーザー同士の情報交換サイトで調べると、どうも「mineoのAプランVoLTE sim」でもauがSIMロックしていて使えないという可能性が浮上しました。


➡モバイルルーターではVolteSIMは使えない!


volteとnanoSIM

ここがポイントです。

Dタイプでは、申込み画面でSIMカードサイズだけを気にしていれば問題ありません。(1種類しかないので)

Aタイプの場合、nanoサイズのSIMカードでもVolteとnanoSIMの2種類が選べるようになっています。

iPhone6以降のスマホであればどちらでも対応しているのですが、データ専用として使うのですからVoLTE = Voice over LTE(LTE 回線を使って音声データをやり取りする)は必要ありません。


VoLTEの9番と書かれたSIMカードをL01Sに入れても、管理画面が表示されずエラーとなりAPNの設定変更が出来ませんでした。


仕方なくUQモバイルで

調べていってわかったことなのですが、mineoのAタイプVolteSIMをnanoSIMに交換するしかなく、手数料も2160円+248円=2,408円かかってしまいます。


時間もかかるので、近所のUQmobileショップでデータSIMを注文しに行ったら、在庫がないとのことでweb経由でデータ使い放題SIMを申し込みました。

もちろんVolteではなく非対応のnanoSIMで!


教訓

ルーターとSIMカードを別々に調達する場合には、十二分な知識があってもこのような失敗をしてしまいます。

MVNO会社のHPなどで、動作確認端末にエントリーされていないと問合せにも受付けてくれないという現実を目の当たりにしました。

同じ失敗は、もう2度とすることは無いと思いますが、もし、同じパターン「amazonで機器を購入して格安SIMカードを別に調達する」とお考えの方々へのアドバイスとしてこの記事を掲載させてもらいました。


※実際に起こったことの備忘録ですが、成功を保証するものではございませんことご了承ください。


元スマホ教室経営者のブログ(オウンメディア)

東京都練馬区のスマホ教室kamisyaku-pcは2019年8月で閉鎖しました。お役に立てればと思い情報発信していきます。

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