当教室にスマホの操作を教えて!と駆け込んでくる方は、以外に40代前後の主婦の方々が多くいらっしゃいます。
当初は、団塊世代以上の高齢者の方々が多くなるのでは?と予測しておりました。
80歳を過ぎてiPhone8とアップルWatchを教えて!という方もお見えになりましたが、メインターゲットと考えておりました70代の方々はあまり来られないのが現状です。
65歳以上のスマホ保有率
色々な統計をみてきた限り、スマホ保有率は7割前後まで上がってきていると思います。
但し、65歳以上の年齢層ではまだ25%くらいではないでしょうか?
それを考慮すると、約7割以上の方々がガラ携を使っているので、相談に来る方が少ない!ということに繋がってきます。
高齢者とスマホの相性
ガラ携に慣れている高齢者の方々で一番問題となるのが「ボタンを押した感覚が無い」ことではないでしょうか?
1.日本語入力
ガラ携で文字入力するときは、あ・い・う・え・お、「あ」のボタンを2回・3回・4回と押していくガラ携入力が一般的です。
スマホでは、「あ」を押す(タップ)と上下左右にい/う/え/おが表示され、フリック入力というのですが指を滑らせるように選ぶ方式が一般的です。
設定を変更して「ガラ携入力」にもできますが、ボタンを押す感覚が無いことがとまどう理由となっているものと思われます。
2.アプリ
スマホの画面に張り付いたアプリ!
そのアプリを使ったサービスについて、使わないアプリがたくさんあることが混乱の原因では?
ガラ携の時代にも、使わないiモードメニューなどあったのですが、目に入らないところにあれば無視出来ました。
スマホの画面(HOME画面)では1ページに20ほどのアプリアイコンが見え、ページをめくるともっとたくさんアプリが入っています。
Android端末では、ウィジジェットと呼ばれる大きなアイコンもあります。
若い世代の人ならば、直観的に押(タップ)して直観的に使えていますが、ある程度高齢者の方はマニュアルなどが手元にないと操作できないということが起こりうるのです。
3.個人情報の大切さ
1つのアプリに1つづつIDとパスワード、電話番号情報などを登録して使いますが、以前のガラ携にはなかったことです。
一番多いケースが「これもあれも同じIDとパスワードで登録して」というご要望です。
しかし、アプリによっては英文と数字でOKな場合もあれば、大文字、小文字と数字、記号必須など条件が違っているものがあります。
特にパスワードについては、自分だけがわかっているものなので誰も助けてはくれません。
➡すべてのアプリは、それぞれに鍵=IDとパスワードが必要なことに慣れていただくしかありません。この鉄則が面倒くさいと思う高齢者の方々(40代の主婦も?)が多いようです。
4.SNS
スマホを使って感じる便利さの1つにSNS(LINE、FACEBOOK、Twitter,Instagram等々)があります。しかし、ある程度の高齢の方々は独自のネットワークがあり、あえてスマホで連絡することもなく生活されています。
そこに、スマホならではのコミュニケーションが必要ないのかもしれません。
また、LINEでトークを送っても見ていないとか・・・常にスマホを肌身離さず使っていない人が多数いると思われます。
まとめ
そうは言っても、スマホの便利さを利用してユーチューブで動画をアップされる高齢者の方もいらっしゃいます。
年齢に関係なく、利用される方は利用し、利用する必要のない方は利用しないということだと思います。
問題は、ガラ携が壊れたときに、新しいガラ携が販売されていない!という事態ではないでしょうか?
すでに、ガラ携の販売台数が年間100万台を切る勢いで減ってきています。
そうなった場合は、スマホしか選択肢がなくなってしまいます。
そうなる前にスマホを検討されている方へは、とりあえずのスマホということでTONEモバイルをオススメします。
今使っているガラ携と2台持ちから始めてはいかがでしょうか?
もう1つの提案として5インチ前後のスマホの字が小さい!という方へは、7インチ8インチのタブレットを2台持ちというのもいいかもしれません。
比較的安価なタブレットは、BIGLOBEより選択出来ます。
比較的低価格で維持出来ますのでご検討下さい!
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