先日、「教室で制作していたHPがみれなくなった」という事件?があったので、内容をブログに掲載させて頂きます。
まず、ホームページの内容を制作した後、Bindcloudでしたら契約しているレンタルサーバーへ簡単にアップロード(HP情報を格納する場所に入れる)出来ますが、もっと安価なレンタルサーバー(FC2やさくらレンタルサーバー等)を使う方がメールアドレスも使えて維持費用も安く便利です。
HPを見るときには、URLと呼ばれる名前を直接入力するか?検索エンジンなどから探してもらいます。
そのときに使うHPの名前(=URL)を世界に一つしかないものとするのが「独自ドメイン」です。
独自ドメイン
つまり、契約したレンタルサーバー(ここではさくらレンタルサーバーライト)に他の独自ドメイン販売会社から取得した「独自ドメイン」を使ったことで問題が生じました。◎×△□.com や ********.co.jp などなど
さくらレンタルサーバーでも独自ドメインの販売をしているんですが、より安い独自ドメイン会社O社からドメインを購入していました。
URLに使われるドメイン(com、net、co.jp等々)はレジストリという団体によって管理されています
ドメイン毎に異なるレジストリが存在し、ドメイン管理者の公開情報もレジストリが管理しています。
ドメイン管理者の公開情報を一般にWHOIS情報と呼びます。
今回、このWHOIS情報を調べてみると、Domain Status:という欄がOKになっていませんでした。
どういうこと?
さくらレンタルサーバーに問合せしたら、独自ドメインを提供する会社がなんらかの理由でドメインを使用出来ないようにしている!という意味なんだそうでした。
今度は、独自ドメイン提供会社O社に問合せしたところ、メールアドレスの確認メール内にあるURLをクリックしてもらえていないので、保留状態になっているとのこと。
メールアドレスの認証
なんらかのサービスを提供する会社は、登録されたメールアドレスが本当に本人のものなのか?1回確認用のメールを送り、本人ならばその中に入っている「確認用URL」をクリックすることでメールアドレスが正しいとして認証します。
普通のサービスは、契約した時に本人情報を入力し、電話番号ならばSMSへ認証番号を送ってその番号入力をアプリ画面から入力してもらって確認し、メールアドレスも確認用メールを配信してその中のURLをクリックし確認してもらいます。
当然、さくらレンタルサーバーの場合も初回にメールアドレス確認用メールが送信され、そのメール内をクリックしたので以後、問題なく使用できています。
O社の場合契約時に送った確認用のメールがクリックされていなかった為、2週間経過してから独自ドメインの使用をロックしてしまったようでした。
再度、確認用のメールを送ってもらい、所定のURLをクリックしてもらったのですぐにHPが復活し見れるようになりました。
ホームページ作成を依頼された方は、こういった認証メールに慣れていない為、内容を読んでも理解できなかったようでした。
今回の経験を踏まえ対策を!
独自ドメインの情報に、使用するレンタルサーバー会社のネームサーバー(DNSサーバー)を設定すれば、どこからか問い合わせがあったドメイン[例http://example.com]から対応するIPアドレス[例234.123.567.345]を返答して、HPを閲覧できるようにします。
安い独自ドメインと安いレンタルサーバーを別々に契約すると、独自ドメイン会社の管理画面からネームサーバーをレンタルサーバー会社のものに変更するなどの面倒なことが多いので、レンタルサーバー契約した会社で独自ドメインも契約する方が賢明です!
オススメは、
1)さくらレンタルサーバー
2)ロリポップ
3)FC2
あたりになると思います!
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