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小型インクジェットプリンターの印刷方式/詳しく解説します

小型インクジェットプリンターの2つの方式 

 
Windows95が世の中に出てから20年以上経過していますが、インクジェットプリンターについてはそれ程の変化は起こっていません。
EPSONが得意とする印刷方式はピエゾ方式と呼ばれ、電圧を加えると変形するピエゾ素子(圧電素子)を用いています。
出典:ウィキペディア ピエゾ方式の長所は以下の通りである。
 
ピエゾの変形量そのものを電圧制御するため、インク噴出量や液滴サイズを精密に制御できる。 インク吐出制御に熱を使用しないため、使用環境の気圧や気温に左右されずヘッドの耐久性も高い。 インクを加熱しないため、サーマルジェットに比べて幅広いインクに対応可能である。 短所は以下の通りである。 インク内に気泡が混じると目詰まりが生じやすい。 ドット毎にピエゾ素子を用意するためヘッド構造が複雑である。 ピエゾ素子を小型化するとインクを押し出すために必要な体積変化が得られにくい。
 
 
もう1つCanonがバブルジェットと命名したサーマル方式があります。
サーマル方式とは、加熱により管内のインクに気泡を発生させてインクを噴射する方式です。
 
サーマル方式の長所は以下の通りである。
 
ヘッド構造が比較的単純。 物理的機構が少なく印刷速度の高速化や印字画素の高密度化が図りやすい。 短所は以下の通りである。 熱をインクに加えることになるため、熱劣化の少ないインクを用いる必要がある。 同一の噴出穴でインク噴出量を調整するのが難しい。実際多くのプリンターで高速印字用の大液滴噴出穴と、写真印刷などに用いる小液滴噴出穴を並べている。 ヘッドの寿命が短く、プリンターの場合ユーザーによる交換が必要となることが多い。 長期間使用しない場合、ノズル中のインクの水分が蒸発することによりヘッドが詰る場合がある。微細化されるとその傾向が高まる。もっともキヤノン製ヘッドの中期以降のものは、ヒーターとノズル先端との距離が短縮されインク吐出時に気泡がノズル先端に到達するように構成されたため、乾燥によりノズルが詰まる可能性は減った。 インクの噴出穴が多いため、目詰まり防止のためのクリーニングによるインク消費が多く、低頻度印刷でも維持コストがかさむ。 水滴がかかると変色することがあります。
 
ということで、甲乙つけがたい2つの方式が競合しています。
 

インク

今までの「染色インク」は耐水性に弱いという欠点があり、少し高くなりますが「顔料インク」が使われるようになってきました。
顔料系のインクは、水に分散しているインクの色素を被印字媒体表面に付着させ水を蒸発させて定着させ色をつける。
顔料系インクの長所は以下の通りである。
耐水性が高い。 耐光性が高い。
印刷後の色の変動が少ない。
短所は以下の通りである。 耐摩擦性が低い - 顔料粒子が紙内部に浸透しないため印刷面をこすると色落ちしやすい 溶液としての安定性が悪い。 粒子であるため比較的ノズルの目詰まりを起こしやすい。
光沢が出にくい。 乾燥が遅い - 顔料インクが乾燥しにくいため、印刷直後に印刷物表面を触ると印字面が汚れやすい。
 このため両面印刷では、染料インクのものに比べて乾燥時間を長めに設定している。
 
 
 
どちらのインクもベタで印刷すると乾燥時間がかかりますので、写真印刷の時はインクジェット専用紙を使う以外手がありませんね!
こちらのHPよりお問合せ下さい。

元スマホ教室経営者のブログ(オウンメディア)

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